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問題冊子
全 20 問
注意事項
2進数の 1011 と 1101 のビットごとの排他的論理和(XOR)を求め、10進数で表したものはどれか。
要素数nの配列に対するクイックソートの平均計算量として適切なものはどれか。
主記憶のアクセス時間が60ナノ秒、キャッシュメモリのアクセス時間が10ナノ秒、キャッシュのヒット率が90%のとき、実効アクセス時間は何ナノ秒か。
稼働率0.9の装置を2台並列(どちらか1台が動作すればシステムは稼働)に構成したときのシステム全体の稼働率はどれか。
関係データベースの第3正規形の説明として適切なものはどれか。
トランザクションのACID特性のうち「一貫性(Consistency)」の説明として適切なものはどれか。
IPアドレス 192.168.10.0/26 のサブネットで、ホストに割り当て可能なアドレスは最大何個か。
TCPとUDPの違いに関する記述のうち、適切なものはどれか。
公開鍵暗号方式を用いてディジタル署名を行う場合、署名の生成に使用する鍵はどれか。
Webアプリケーションにおいて、利用者の入力値をSQL文に組み込む際に発生しうる攻撃を防ぐ最も有効な対策はどれか。
多要素認証に該当する組合せはどれか。
ブラックボックステストの技法である「限界値分析」の説明として適切なものはどれか。
アローダイアグラムにおけるクリティカルパスの説明として適切なものはどれか。
ITILにおけるインシデント管理の目的として適切なものはどれか。
システム監査人に求められる要件として、最も適切なものはどれか。
PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)において、市場成長率が低く相対的市場シェアが高い事業の分類はどれか。
固定費が600万円、変動費率が40%のとき、損益分岐点売上高は何万円か。
労働者派遣契約と請負契約に関する記述のうち、適切なものはどれか。
BPR(Business Process Reengineering)の説明として適切なものはどれか。
IoTシステムにおけるエッジコンピューティングの利点として、最も適切なものはどれか。
解答・解説編
全 20 問
XORは「異なるビットのとき1」。1011 と 1101 を各桁で比較すると 0110 = 6。 Bの9(1001)はNOR的な誤り、Cの14(1110)はOR(1111=15)との混同、Dの15はORの結果。ANDなら1001=9になる点も押さえる。 ※出典: 自作(頻出論点:ビット演算)
クイックソートは分割統治で平均 O(n log n)。ただし既にソート済みの配列でピボット選択が偏ると最悪 O(n^2)(=Cは最悪計算量)。 Aは線形探索など、Dは二分探索の計算量。マージソートは最悪でも O(n log n) である点と対比して覚える。 ※出典: 自作(頻出論点:計算量)
実効アクセス時間 = ヒット率×キャッシュ時間 + (1-ヒット率)×主記憶時間 = 0.9×10 + 0.1×60 = 9 + 6 = 15ナノ秒。 Aはヒット時のみ、Dはミス時のみを見た誤り。Cは単純平均(10と60の中間)の誤り。ヒット率で重み付けするのが要点。 ※出典: 自作(頻出論点:実効アクセス時間)
並列(冗長)構成は「両方同時に故障する確率」を引く: 1 - (1-0.9)^2 = 1 - 0.01 = 0.99。 Aの0.81は直列構成(両方動いて初めて稼働)0.9×0.9の値で、典型的な取り違え。並列は稼働率が上がり、直列は下がると押さえる。 ※出典: 自作(頻出論点:稼働率計算)
第3正規形は「非キー属性が主キー以外の非キー属性に従属している(推移的関数従属)」状態を排除する。 Aは第1正規形、Bは第2正規形(複合キーの一部にのみ従属する状態の排除)、Dは第4正規形の説明。段階を順に押さえるのが定石。 ※出典: 自作(頻出論点:正規化)
Cは Isolation(独立性)、Aは Atomicity(原子性)、Dは Durability(永続性)の説明。 一貫性は「制約違反の状態にしない」こと。4つの頭文字と説明文の対応は毎回のように問われる。 ※出典: 自作(頻出論点:ACID特性)
/26 はホスト部が32-26=6ビット。2^6 = 64個のうち、ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスの2つを除いて 62個。 Cの64は2つを引き忘れた誤り、Dの126は/25(ホスト部7ビット)の場合。「2^ホストビット - 2」が公式。 ※出典: 自作(頻出論点:サブネット計算)
TCPはコネクション型で、SYN→SYN/ACK→ACKの3ウェイハンドシェイクにより接続を確立し、順序制御・再送制御・フロー制御を行う。 UDPはコネクションレスでヘッダが小さく(8バイト、TCPは20バイト以上)、動画配信やDNSなど速度優先の通信で使われる。A・B・DはTCPとUDPの説明が入れ替わっている。 ※出典: 自作(頻出論点:TCP/UDP)
署名は「本人しか作れないこと」が要件なので、送信者の秘密鍵で生成し、受信者は送信者の公開鍵で検証する。 Cの受信者の公開鍵は「暗号化(機密性の確保)」に使う鍵で、署名と暗号化で使う鍵が逆になるのが最頻出の引っかけ。 ※出典: 自作(頻出論点:ディジタル署名)
SQLインジェクション対策の本命はプレースホルダ(バインド機構)で、値をSQL構文としてではなくデータとして扱わせる。 Aは緩和にしかならず根本対策でない。Cは通信経路の保護でありインジェクションとは無関係。Dは漏えい時の被害軽減策。エスケープ処理は次善策として押さえる。 ※出典: 自作(頻出論点:SQLインジェクション)
多要素認証は「知識(知っているもの)」「所持(持っているもの)」「生体(本人自身)」のうち異なる2種類以上を組み合わせる。Bは知識+所持で該当。 A・Dはどちらも知識のみ、Cはどちらも生体のみなので「多要素」ではなく「多段階(複数回)認証」にとどまる。 ※出典: 自作(頻出論点:多要素認証)
限界値分析(境界値分析)は、境界付近に欠陥が集中する経験則から、境界とその前後の値を選ぶ技法。 Cは同値分割、Aはホワイトボックステスト(分岐網羅)、Dは受入テストの説明。同値分割と限界値分析はセットで問われる。 ※出典: 自作(頻出論点:テスト技法)
クリティカルパスは開始から終了までで所要日数が最長となる経路で、余裕日数がゼロ。ここが遅れるとプロジェクト全体が遅れるため重点管理の対象になる。 Dは真逆(余裕が最大=クリティカルではない)。日程短縮を検討する際も、まずクリティカルパス上の作業を対象にする。 ※出典: 自作(頻出論点:クリティカルパス)
インシデント管理は「早期復旧」が目的で、暫定対処(ワークアラウンド)でも構わない。 Aは問題管理(根本原因の除去)の目的で、この2つの役割分担が最頻出。Cは変更管理、DはSLM(サービスレベル管理)。 ※出典: 自作(頻出論点:ITILプロセス)
システム監査人の生命線は「独立性(外観の独立性・精神の独立性)」と「客観性」。自ら開発・運用に関与した対象を監査すると独立性が損なわれる(Cが不適切な理由)。 監査人は助言・勧告は行うが、改善の実施や指揮命令、人事評価は行わない(A・Dが誤り)。 ※出典: 自作(頻出論点:システム監査の独立性)
PPMは市場成長率(縦軸)×相対的市場シェア(横軸)の4象限。成長率低×シェア高は「金のなる木」で、投資を抑えつつ資金を creating し他事業へ回す位置づけ。 Aは成長率高×シェア高、Cは成長率高×シェア低、Dは成長率低×シェア低。軸の組合せで機械的に判別できる。 ※出典: 自作(頻出論点:PPM)
損益分岐点売上高 = 固定費 ÷ (1 - 変動費率) = 600 ÷ (1 - 0.4) = 600 ÷ 0.6 = 1000万円。 (1 - 変動費率)は限界利益率。Dの2400は固定費÷変動費率の誤り、Aは固定費×1.4の誤り。公式を確実に覚える。 ※出典: 自作(頻出論点:損益分岐点)
派遣は「指揮命令が派遣先」にあるのが定義。請負は仕事の完成を目的とし、指揮命令権は請負業者側にある(Aは偽装請負にあたる典型的な違法状態)。 Cは逆で、請負業者は完成義務・契約不適合責任を負う。派遣・請負・準委任の3つの違い(指揮命令・完成義務)は頻出。 ※出典: 自作(頻出論点:派遣と請負)
BPRは既存プロセスを白紙から見直す「抜本的・劇的」な改革。Aは改善(カイゼン/継続的改善)の説明で、BPRとの対比が問われる。 CはSOA(サービス指向アーキテクチャ)、DはBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)。用語の取り違えに注意。 ※出典: 自作(頻出論点:BPR)
エッジコンピューティングは、データの発生源に近い場所で処理することで、リアルタイム性の確保(低遅延)とネットワーク負荷・通信量の削減を実現する。 Aは従来のクラウド集中型の考え方でエッジの利点ではない。C・Dはエッジ導入で直接得られる効果ではなく、むしろエッジ側に処理装置が必要になる。 ※出典: 自作(頻出論点:エッジコンピューティング)
応用情報 模試 第1回(mock-01) ― 了
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